『Dishonored』のHarvey Smith氏らが新スタジオ設立、没入型シムの新作を開発中

没入型シムを開発する新しいゲームスタジオをイメージした開発環境 ゲームニュース
元Arkane開発者によるBlack Pony Immersiveが始動

『Dishonored』シリーズのクリエイティブディレクターとして知られるHarvey Smith氏ら、元Arkane Studiosの開発者が、新スタジオ「Black Pony Immersive」を立ち上げました。

26人のチームで、シングルプレイヤー・物語重視・一人称視点の没入型シムを開発中です。非公表のパブリッシャーから資金提供も受けていますが、ゲームの正式タイトルや発売時期、対応機種などはまだ明らかになっていません。

元Arkaneの開発者がBlack Pony Immersiveを設立

Black Pony Immersiveを率いるのは、Harvey Smith氏、Ricardo Bare氏、Ben Horne氏です。いずれもArkaneで開発経験を持つベテランで、スタジオは発表前から約1年間活動していました。

Smith氏は『Deus Ex』や『Thief: Deadly Shadows』などに携わり、『Dishonored』『Dishonored 2』ではクリエイティブディレクターを担当。Bare氏はArkaneに約15年間在籍し、Horne氏は『NBA 2K』シリーズのプロデューサーを経てArkaneでプロダクションディレクターを務めています。

現在のチームは26人。大人数を常時抱えるのではなく、企画の中心となるチームをコンパクトに保ち、必要に応じて外部パートナーや請負チームを活用する方針です。

新しいスタジオですが、顔ぶれを見ると「何を作りたいチームなのか」はかなり分かりやすい構成です。

流行を追わず、シングルプレイヤー向け没入型シムに集中

Black Pony Immersiveが目指すのは、プレイヤー自身が探索し、さまざまな方法で問題を解決できる没入型シムです。

Smith氏はThe Game Businessのインタビューで、『Deus Ex』や『Dishonored』を方向性の例に挙げています。さらに、シングルプレイヤー、物語重視、一人称視点という特徴も明言しました。

Horne氏が語っているのは、市場の流行を予測して追いかけるのではなく、開発者自身と、そのタイプのゲームを求めるプレイヤーが興味を持てる創作ビジョンへ集中するという考えです。

スタジオ名に「Immersive」と入っているのも象徴的です。まだ新作そのものは見えていませんが、少なくとも「どんなゲーム作りを軸にするのか」は最初からはっきり示されています。

『Redfall』の経験もインタビューで振り返る

Smith氏とHorne氏がArkaneで最後に携わった作品は『Redfall』でした。同作では、Arkaneが得意としてきた要素と、当時業界で有力な戦略とされていたゲーム・アズ・ア・サービスの仕組みを組み合わせる試みが行われました。

The Game Businessのインタビューでは、Black Pony Immersiveが流行を追わない方針を語る一方で、両氏が『Redfall』の開発経験についても振り返っています。

ただし、「『Redfall』の経験がそのまま新作の設計に反映されている」とまでは発表されていません。現在開発中の作品について、具体的なゲームシステムや世界観、『Redfall』との違いが示されたわけでもないため、ここは切り分けて見ておきたいところです。

分かっているのは、Black Pony Immersiveが再びシングルプレイヤー向けの没入型シムへ軸足を置いていること。実際のゲームでその方針がどう形になるのかは、正式発表を待つことになります。

新作の発売時期や対応機種は未発表

Black Pony Immersiveは非公表のパブリッシャーから資金提供を受けていますが、企業名は明らかになっていません。

開発中のゲームについても、正式タイトル、映像、発売・配信時期、対応機種、価格、日本語対応の有無はいずれも未発表です。現段階で確認できるのは、主にスタジオの体制と作品の方向性になります。

没入型シム好きにとっては気になる新スタジオですが、ゲームそのものを判断できる材料はまだ限られています。次に注目したいのは、パブリッシャーやスタジオから正式なプロジェクト情報が公開されるタイミングです。

まとめ

Black Pony Immersiveは、Harvey Smith氏ら元Arkaneのベテランが集まり、シングルプレイヤー向けの没入型シムに取り組む新スタジオです。

『Deus Ex』や『Dishonored』を方向性の例に挙げ、探索や創意工夫による問題解決を重視する姿勢まで示しているのは、この段階でも注目しやすいポイントでしょう。

一方で、肝心の新作はタイトルも映像も未発表です。興味がある人は、まず正式タイトルやゲーム内容の公開、対応機種、発売時期、日本語対応といった具体的な情報が出てくるかを追っていくのがよさそうです。

Sources:

タイトルとURLをコピーしました