『グランツーリスモ7』のアップデート1.71が、2026年8月20日15時より配信開始されました。新規収録車種4台とレースイベント3種、スケープスの新特集「ウィスラー」が追加されています。
今回のポイントは、遊べるコンテンツが増えただけではないこと。タイヤ物理演算やアクセル操作、ステアリング特性など、普段のドライビングに関わる部分にも調整が入っています。
新車はどれから試すべきか。走り慣れたクルマでは何を確認したいのか。アップデート1.71の注目点を、プレイヤー目線で整理します。
アップデート1.71は8月20日15時から配信
アップデート1.71は、『グランツーリスモ7』のプレイヤー向けに無料で配信されています。適用にはインターネット接続が必要です。
英語版PlayStation.BlogではPS5向けとして紹介されていますが、日本語版PlayStation.BlogではPS5/PS4用ソフトのアップデートとして案内されています。本稿では日本向けの公式案内に基づき、PS5/PS4向けアップデートとして扱います。
なお、新しく収録されたクルマをゲーム内で購入するには、ゲームの進行または有料購入で入手したクレジットが必要です。アップデートしただけですべての新車がガレージに入るわけではない点は覚えておきましょう。
新車4台は走りの個性で選べるラインアップ
今回追加されたのは、1990年代の国産スポーツサルーンから軽量スポーツ、最新の高性能EVまで、キャラクターの異なる4台です。
- ケータハム セブン Superlight R500 '08
- ヒョンデ アイオニック 6 N '25
- トヨタ チェイサー Tourer V '97
- トヨタ マーク II Tourer V '97
ケータハムとヒョンデはブランドセントラル、チェイサーとマーク IIはユーズドカーで購入できます。
英語版PlayStation.Blogでは、4台を「Street Icon」「Sleeper Pick」「Pure Driver」「Next Gen Performance」というカテゴリーで紹介しています。性能表だけを見るより、「今回はどんな走りを楽しみたいか」で選ぶと分かりやすいラインアップです。
チェイサー Tourer V '97は「Street Icon」。東京エクスプレスウェイで走りを確かめた後、GTオートでリバリーやチューニングを楽しむ遊び方が提案されています。自分好みの1台を作り込みたい人には気になる存在でしょう。
マーク II Tourer V '97は「Sleeper Pick」として紹介されています。チェイサーと基本設計を共有しながら、外観やキャラクターには違いがあります。2台を乗り比べて、自分に合う一台を探すのも面白そうです。
ケータハム セブン Superlight R500 '08は「Pure Driver」。軽量で反応の鋭いクルマとして、テクニカルなコースのタイムトライアルでブレーキングや走行ラインを磨く楽しみ方が示されています。
ヒョンデ アイオニック 6 N '25は「Next Gen Performance」です。高速コースや現代の高性能車を集めたカスタムレースで、電動化時代のパフォーマンスを味わえる1台となっています。
鈴鹿などに3つのレースイベントを追加
ワールドサーキットには、以下の3つのレースイベントが加わりました。
- ジャパニーズ・FRチャレンジ 450:京都ドライビングパーク・山際
- ヨーロピアン・クラブマンカップ 600:カタロニア・サーキット・GPレイアウト(シケイン無しレイアウト)
- ワールドツーリングカー 600:鈴鹿サーキット
ここで注意したいのは、新しいサーキットが3つ増えたわけではないこと。既存コースでプレイするレースイベントの追加です。
さらに、カタロニア・サーキット・ラリークロスレイアウトがサーキットエクスペリエンスに対応しました。スケープスには、カナダの山岳リゾート地を題材にした特集「ウィスラー」も追加されています。
新車を買って終わりではなく、そのまま走らせる場所や撮影を楽しむ要素まで用意されているのはうれしいところです。
タイヤ挙動やコントローラー操作にも大きな調整
アップデート1.71では、車両挙動シミュレーションの各種計算も見直されています。新車以上に、普段から走り込んでいるプレイヤーはこちらが気になるかもしれません。
タイヤが滑った際の挙動、発熱と摩耗、路面抵抗、コースオフ時のグリップ低下などが調整されました。ドリフト中やパーシャルスロットル時のアクセルコントロール性、サスペンションやステアリングの特性にも変更が入っています。
加えて、TCSとABSの制御も最適化されています。細かな変更ですが、タイヤやアクセル操作と合わせて走行感覚に関わる部分なので、まずは使い慣れたクルマとコースで違いを確かめるのが分かりやすそうです。
ワイヤレスコントローラーでは、スティックと方向キーによる操舵、アクセルとブレーキのレスポンスを調整。ステアリングコントローラーについても、フォースフィードバックや入力特性が変更されています。
さらに、カフェには季節に応じたクルマを集めて報酬を獲得する「季節のメニュー」が追加されました。利用には、メニューブックNo.39「ワールドGTシリーズ」のクリアとエンディングムービーの視聴が必要です。
ランキングを競うプレイヤーはリセットに注意
挙動調整に伴い、サーキットエクスペリエンスとライセンスでは、全イベントのタイム設定やデモンストレーションリプレイが更新され、ランキングボードもリセットされました。
ミュージックラリーとミッションのランキングボードもリセットされています。これまでタイムを詰めてきた人は、アップデート後の状態を一度確認しておきたいところです。
新車そのものを楽しむなら、チェイサーやマーク II、ケータハム、ヒョンデから気になる1台を選べばOK。一方、1.71による操作感や挙動の変化を確認したいなら、新しく追加された車種ではなく、普段から乗り慣れているクルマとコースを使うほうが比較しやすくなります。
何が変わったのかを知りたいときほど、いつもの1台が基準になります。
まとめ
アップデート1.71は、新車4台やレースイベントを楽しみたい人だけでなく、日頃から走り込んでいるプレイヤーにも確認する価値があるアップデートです。
まず新しいコンテンツを楽しみたいなら、気になる追加車種やレースイベントから触れてみる。走行感覚の変化が気になるなら、使い慣れたクルマとコースでタイヤやアクセル、ステアリングの感触を確かめる。この順番なら、今回のアップデート内容をつかみやすいでしょう。
ランキングボードも複数のモードでリセットされています。タイムアタックを続けてきたプレイヤーは、新しい挙動を確かめながら改めて記録を狙ってみてください。
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