「Graveyard Keeper 2」試遊で見えた続編の進化 墓地経営にゾンビ軍団と町の復興が加わる

荒廃した中世の町と墓地で、墓守風の人物とアンデッドたちが復興や防衛の準備を進めるイメージ ゲームニュース
「Graveyard Keeper 2」では、墓地経営に加えてゾンビ軍団の指揮や町の復興も大きな要素となります。

墓守の仕事が、ついに町の復興とゾンビ軍団の指揮まで広がります。

墓地管理シミュレーションRPGの続編「Graveyard Keeper 2」が、ChinaJoy 2026にプレイアブル出展されました。前作の墓地経営やゾンビによる自動化を引き継ぎつつ、戦闘や町の再建まで遊びの幅を広げた続編です。

会場で確認された序盤の内容から、ゾンビ軍団や育成要素、気になる物語の仕掛けまで見ていきましょう。2026年8月8日時点で確認できる、日本向けストア情報もあわせて整理します。

地下牢から始まる新たな墓守生活

ChinaJoy 2026の体験版は、主人公が異端審問官の地下牢で目を覚ますところから始まります。墓地ではなく牢獄から再スタートという時点で、どうも穏やかな続編ではなさそうです。

主人公の前には精霊のような存在が現れ、「8年かけて世界を壊した」と告げたうえで、今度は世界を救うよう求めます。ただし、主人公が何をして世界を壊したのかは、試遊範囲では明らかになっていません。

地下牢では、棺から助け出したおしゃべりなどくろ「ラリー」の案内を受けながら、探索やリソース管理の基本を学びます。操作の基礎は前作を踏襲しており、装備メニューでは使える道具の種類が増え、遠距離武器も確認されました。

地下牢を抜けた先では、町がゾンビの群れに襲われています。主人公は放棄された異端審問官の拠点を引き継ぎ、再び墓守として遺体を埋葬しながら商売を始めることになります。

おなじみの墓地管理へ戻りつつも、その周囲ではすでに世界規模のトラブルが進行中。前作経験者にも分かりやすい導入でありながら、置かれている状況はかなり物騒になっています。

ゾンビは作業員から戦闘部隊へ

続編で特に大きく役割が広がるのが、ゾンビです。

前作では生産や運搬を自動化する働き手として活躍しましたが、「Graveyard Keeper 2」では武装させ、軍隊として戦闘にも送り出せます。

Steamの公式ストアページでは、塔や砦を建てて町を守り、武器や防具を作ってゾンビ兵を装備・訓練する要素が紹介されています。4GamerのChinaJoy 2026試遊では時間の都合でゾンビ軍団を率いる戦闘までは体験されていませんが、単独でのダンジョン探索や町の防衛も用意されると報告されています。

つまり、これまで自動化を支えてくれたゾンビたちが、今度は戦力にもなるわけです。

墓地を整え、生産ラインを作り、その先ではゾンビ部隊まで育てる。前作の「働かせる楽しさ」が、戦闘や防衛にも広がる点は続編らしい変化になりそうです。

町の復興も新たなビジネスになる

管理するのは墓地だけではありません。「Graveyard Keeper 2」では、ゾンビ・アポカリプスで荒れた町の復興にも関わります。

公式ストアの説明では、住民の家を建て直し、町でクエストを進めながら問題を解決していく要素が紹介されています。重労働にはアンデッドの作業員を投入でき、生産の自動化もさらに活用できるようです。

困っている住民を助けるだけで終わらず、その問題を収益につなげていくあたりは「Graveyard Keeper」らしいところ。人助けと商売が、相変わらず絶妙に同居しています。

育成面では、前作にもあった「テクノロジーツリー」に加えて「インスピレーション」が登場します。

4Gamerによると、インスピレーションは特定の行動を一定回数こなすことで開放される、前作のPERKに相当する仕組みです。

墓地、生産設備、ゾンビ部隊、そして町の復興。管理する対象が墓地の外へ大きく広がるため、何を優先して立て直すかを考える場面も増えてきそうです。

ゾンビ自動化が世界を壊した説は未確認

体験版で気になるのが、主人公に投げかけられる「8年かけて世界を壊した」という言葉です。

前作「Graveyard Keeper」は2018年に発売されており、2026年までの8年間と数字が重なります。4Gamerの試遊記事では、前作で進められたゾンビによる自動化が発展しすぎた結果、今回のゾンビ・アポカリプスにつながったのではないか、という見方も示されています。

ただし、ここは切り分けておきたいところです。

ゾンビ自動化が世界崩壊の原因という話は、あくまで試遊した記者による推測であり、開発元が物語の正式な設定として発表したものではありません。現時点では、両者に直接的な関係があるかは確認できていません。

一方、試遊記事では前作とのつながりを感じさせる要素や、メタ的な仕掛け、ブラックユーモアも紹介されています。

「8年」という数字がどこまで物語に関わるのか。シリーズ経験者なら、続報や製品版で答え合わせをしたくなるポイントです。

発売は2026年予定、Steam版は日本語対応

「Graveyard Keeper 2」は2026年内の発売が予定されています。4Gamerでは、対応プラットフォームとしてPC、PS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch、Nintendo Switch 2が案内されています。

Steam版は2026年発売予定で、日本語のインターフェースと字幕への対応も掲載されています。日本語音声への対応は記載されていません。

日本向けのコンソール情報も少しずつ出そろってきました。

PlayStation StoreにはPS5版の商品ページが公開されており、2026年8月8日時点では「発売日は未定」と表示されています。欲しいリストへの追加は可能です。

Xboxの日本向け公式ストアにも、Xbox Series X|S版の商品ページがあります。一方、具体的な発売日や価格については、今回確認した公式ストアページでは明らかになっていません。

なお、ChinaJoy 2026の試遊版では、遺体を扱う作業が前作の「解剖」ではなく「死体検査」と表現され、序盤では遺体から青銅を回収する内容になっていたと報告されています。

少なくとも試遊範囲では前作の解剖ほどグロテスクな内容ではなかったとのことですが、製品版全体で表現が変更されているのかはまだ判断できません。

まとめ

「Graveyard Keeper 2」で注目したいのは、墓地経営そのものが消えるのではなく、その周囲へ遊びが大きく広がっていることです。

ゾンビは自動化要員から戦闘部隊へ。主人公の仕事も、墓地の管理から町の復興や防衛へと広がります。前作でゾンビをせっせと働かせていた人ほど、その変化は分かりやすく感じられそうです。

一方で、具体的な発売日や価格など、まだ発表を待つ情報も残っています。

購入を検討している人は、Steamの更新に加えて、日本向けPlayStation StoreやXbox公式ストアの情報も確認しておくとよいでしょう。そして「主人公は本当に8年かけて世界を壊したのか」という物語の答えも、続報を待ちたいところです。

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