8BitDoの新しいレバーレス型アーケードコントローラー「Arcade Controller Pro」が発表されました。
注目点は、本体に1.47インチのディスプレイを搭載し、ボタン割り当てや一部設定をコントローラー側で確認・変更しやすくなっていることです。
いわゆる“設定のために別画面を開くひと手間”を減らせるのが大きなポイントですね。格闘ゲームで毎回ボタン配置を詰める人には、地味に効く進化です。
公式ページでは、予約開始は9月予定と案内されています。価格は記事執筆時点で確認できないため、購入判断では価格、日本での販売有無、国内保証の扱いを続報で確認したいところです。
画面搭載で、本体だけの設定確認がしやすくなる
Arcade Controller Proの一番分かりやすい新要素は、本体に1.47インチのディスプレイを搭載したことです。
公式ページでは、入力の確認、バッテリー状態、基本設定の調整などを本体の画面で扱えると紹介されています。
The Vergeも、ボタンマッピング、バッテリー残量、アクセントライト、複数ボタン同時押し時の挙動などを、別デバイスでUltimate Software V2を開かずに調整できる点を報じています。
もちろん、より細かいカスタマイズでは8BitDoの「Ultimate Software V2」も使えます。公式ページでは、ボタン割り当て、マクロ、SOCDモード、RGB設定などに対応するとされています。
つまり、ざっくり言うと「本体で素早く見る・変える」「アプリで深く詰める」という二段構えです。
大会前や対戦前に設定を確認したいとき、スマホやPCを出さずに本体側でチェックできるのはかなり便利そうです。
P1〜P5ボタンとロックキャップで、誤操作対策も強化
Arcade Controller Proでは、プログラム可能なP1〜P5ボタンを搭載しています。
Engadgetは、前モデルの4つのプログラム可能ボタンから、Proでは左端に5つ目のボタンが追加されたと紹介しています。左手の動きを邪魔しにくくしつつ、操作の選択肢を増やす狙いです。
さらに、P1〜P5のボタンキャップは、付属のフラットなロックキャップに交換できます。
これは「押したくないボタンを物理的に押しにくくする」ための仕組みです。熱い対戦中に、うっかりボタンを触ってしまう事故を減らせるのはありがたいですね。
公式ページでも、ロックキャップ5個は付属品として案内されています。細かいところですが、格闘ゲーム用デバイスとしてはかなり実戦寄りの配慮です。
薄型ボタン、ホットスワップ、磁気リストレストも搭載
ボタンまわりもかなり手が入っています。
公式ページでは、従来のArcade Controllerと比べて小さめのボタンと狭いボタン間隔を採用し、自然に指が届きやすいコンパクトなレイアウトになったと説明されています。
スイッチは、Kailhと共同開発した「8BitDo Core Green」薄型リニアメカニカルスイッチです。ホットスワップ対応なので、対応するスイッチへの交換もしやすい設計になっています。
さらに、クイックリリース式の強化ガラスフェイスプレートも用意されています。背面のボタンからフェイスプレートを開けて、内部パーツにアクセスできる仕組みです。
付属品として、予備スイッチ3個、スイッチプラー、磁気リストレストも用意されています。
このあたりは、単に“新しいアケコン”というより、メンテナンスやカスタム前提のガジェットとして作られている印象です。ボタン沼に片足を入れている人には、なかなか危険な香りがします。
対応機種はWindows、Switch、Switch 2。接続方式は用途で違う
対応機種については、公式ページでWindows、Switch、Switch 2が案内されています。
対応バージョンは、Windows 10 バージョン1903以降、Switch 3.0.0以降、Switch 2 20.1.1以降です。
接続方式は、2.4GワイヤレスがWindows向け、BluetoothがSwitch向け、有線接続がWindows/Switch向けとされています。
2.4Gアダプターも付属品に含まれます。本文作成前の段階では「同梱の有無を確認したい」としていた部分ですが、公式ページでは同梱が確認できます。
バッテリーは3000mAhの充電式リチウムイオンで、RGBオフ時にBluetoothまたは2.4G接続で最大15時間使用可能とされています。充電時間は約4時間です。
本体サイズは301×201×16mm、重量は1090gです。かなり薄型ですが、重量はそれなりにあるため、机置きや膝置きでの安定感も気になるところです。
予約開始は9月予定。価格と国内販売はまだ確認したい
購入前に一番見たい情報は、やはり価格です。
公式ページでは予約開始が9月予定と案内されていますが、記事執筆時点で価格は確認できません。
また、日本向けの販売ページ、国内代理店の扱い、保証条件、実際の発売日も確認が必要です。
Arcade Controller Proは、画面搭載、P1〜P5ボタン、ホットスワップ、ロックキャップ、磁気リストレストなど、かなり“本気で使う人向け”の要素が詰まっています。
一方で、PlayStationやXboxへの対応は公式ページ上では確認できません。現時点で対応が案内されているのはWindows、Switch、Switch 2です。
格闘ゲーム用に購入を考えている人は、自分が遊ぶ環境に対応しているかをまず確認した方が安全です。とくに大会用途で使うなら、SOCD設定やトーナメントロックの扱いも含めて、公式仕様と大会ルールの両方を見ておきたいですね。
まとめると、Arcade Controller Proは「本体で設定を見られるレバーレス」としてかなり魅力的な新モデルです。
ただし、価格と国内販売情報がまだ見えていないため、今すぐ買うかどうかを決める段階ではなく、9月の予約開始に向けて続報を待つ段階と考えるのがよさそうです。
Sources:
・The Verge:8BitDo’s all-button controller gets a screen upgrade for customizations without an app
・Engadget:8BitDo launches the Arcade Controller Pro for hardcore fighting game fans


