2026年6月のPlayStation Storeダウンロードランキングが、PlayStation.Blogで公開されました。
今回の注目は、PS5ランキングで『Escape the Backrooms』がUS/CanadaとEUの両方で1位になったことです。さらにPS VR2でもBackrooms系のタイトルがランクインしており、6月のPS Storeでは“見覚えがあるのに不気味な空間”を歩くホラー系タイトルが、かなり目立つ結果になりました。
一方で、PS4では長く遊ばれている定番作が強く、無料プレイゲームでは地域ごとの違いも見えています。ランキングをそのまま眺めるだけでも楽しいですが、今回は「どのジャンルが目立ったのか」「PS5とPS4で傾向がどう違うのか」を中心に見ていきます。
PS5は『Escape the Backrooms』が米欧で1位に
PS5ランキングでは、『Escape the Backrooms』がUS/CanadaとEUの両方で1位を獲得しました。
Backrooms系の作品は、明るい廊下や無人の部屋など、どこか現実にありそうなのに妙に落ち着かない空間を歩く怖さが特徴です。派手なモンスターよりも、「ここにいて大丈夫?」という不安でじわじわ攻めてくるタイプですね。ホラーが苦手な人には、画面越しでもなかなか心臓に悪いジャンルです。
今回のランキングでは、PS5だけでなくPS VR2にもBackrooms系のタイトルが入っています。少なくとも6月のPS Store上では、こうしたリミナルスペース系ホラーが存在感を示したと言えそうです。
PS5ではそのほか、『007 First Light』『UFC 6』『EA Sports FC 26』『NBA 2K26』『Minecraft』『Grand Theft Auto V』なども上位に並びました。新作感のあるタイトル、スポーツ系、長く売れ続ける定番作が混在しており、かなり幅広いランキングになっています。
PS4は旧作・定番タイトルの強さも目立つ
PS4ランキングでは、US/CanadaとEUの両方で『Red Dead Redemption 2』が1位でした。
PS5側が新しめの話題作やスポーツタイトルを含むランキングになっている一方、PS4では『Batman: Arkham Knight』『Star Wars Battlefront II』『The Forest』『Need for Speed Heat』『Minecraft』など、発売から時間がたっても遊ばれている作品が多く見られます。
これは、PS4ユーザーが今も一定数いることに加えて、定番作をセールや再購入のタイミングで手に取る流れもありそうです。もちろんランキングだけで理由までは断定できませんが、PS4では「長く遊ばれる名作」の強さが見えやすい結果になっています。
また、PS4のランキングは協力プレイやオープンワールド、アクション、インディー寄りの作品まで幅広く、現役ハードとしてまだまだ遊ばれている印象です。最新機種に話題が集まりがちですが、PS4の棚もまだ片づけるには早そうです。
無料プレイは地域差あり、PS VR2は体験型タイトルが強い
無料プレイゲームでは、US/Canadaで『Fortnite』が1位、EUでは『Goals』が1位でした。
『Fortnite』『Roblox』『Call of Duty: Warzone』『Rocket League』『Fall Guys』『Asphalt Legends』など、おなじみのタイトルが上位に並ぶ一方で、EUではサッカー系の『Goals』が首位になっています。無料プレイ枠は定番の強さが目立ちますが、地域ごとの遊ばれ方の違いも出やすいところです。
PS VR2ランキングでは、US/CanadaとEUの両方で『I Am Cat』が1位でした。ほかにも『Beat Saber』『Job Simulator』『Among Us 3D: VR』『Arizona Sunshine VR 2』などが入っており、VRらしい「体を動かす」「空間に入り込む」タイプの作品が目立ちます。
VRでは、映像の豪華さだけでなく、実際にその場にいるような体験の強さが選ばれやすいのが特徴です。ホラー、リズム、シミュレーションとジャンルは違っても、プレイヤーの体感に直接訴えるタイトルがランキングに並んでいるのは、PS VR2らしい動きと言えます。
なお、公式発表では、PS5ランキングについてアップグレード分は含まれないこと、PS VR2ランキングはPlayStation Storeでの購入分のみが対象であることも注記されています。ランキングを見るときは、単純な人気投票というより「PS Store上でどのタイトルが多く選ばれたか」として捉えるのがよさそうです。
6月のランキングは“怖さ”と“定番”が同居する結果に
2026年6月のPlayStation Storeランキングは、PS5で『Escape the Backrooms』が米欧ともに首位に立ち、Backrooms系ホラーの存在感が強く出た月になりました。
一方で、PS4では『Red Dead Redemption 2』をはじめとする定番作が上位に入り、無料プレイでは『Fortnite』や『Roblox』などの常連タイトルが引き続き強さを見せています。PS VR2では『I Am Cat』や『Beat Saber』など、VRならではの体験型タイトルが目立ちました。
今後のランキングでは、Backrooms系の勢いが一時的なものなのか、それともホラーや空間探索ジャンルの広がりにつながるのかが気になるところです。無料プレイ枠では、定番勢に地域ごとの新顔がどこまで食い込むかも見どころになりそうです。
次の月のランキングでも、思わぬタイトルがひょいっと上位に顔を出すかもしれません。PS Storeのランキングは、いま何が遊ばれているのかを知るちょっとした温度計として、引き続きチェックしておきたいですね。
Sources:
・PlayStation.Blog:PlayStation Store: June 2026’s top downloads


