GameChanger Studioが手がけるナラティブシミュレーションゲーム『1998: The Toll Keeper Story』のPS5版について、日本向けPlayStation Storeに2026年8月8日が発売日として掲載されています。
本作で描かれるのは、混乱する社会で料金所係として働く妊婦デウィの物語です。書類を確認して車を通す。一見すると淡々とした仕事ですが、その一つひとつの判断が人々の行方やデウィ自身の物語につながっていきます。
PS5版ではDualSenseワイヤレスコントローラーの機能も活用。PC版はすでに発売されていますが、PS5版の価格や日本語対応状況は記事作成時点で確認できていません。
混乱する国家で、料金所係のデウィが我が子を守る
主人公のデウィは、架空の東南アジア国家「ジャナパ」で料金所係として働く妊婦です。
国内では抗議活動が広がり、物価も急騰。社会が不安定になるなか、デウィは仕事を続け、自分自身とまだ生まれていない子どもを守ろうとします。
彼女は大きな力で社会を変える英雄ではありません。圧倒的な状況のなかで毎日を生き抜こうとする、ごく普通の一人です。だからこそ、目の前の判断がずしりと重く感じられそうです。
物語は1998年のアジア通貨危機と当時のインドネシア情勢から着想を得ています。一方、舞台や登場人物は架空で、開発元は実際の悲劇を美化する意図はないと説明しています。
小さな判断が物語の結末を変える
ゲームの中心になるのは、料金所で車両や書類、通貨、身分情報を確認し、誰を通すか判断する業務です。
料金所には、政府を支持する人もいれば、反対する人、助けを求める人も訪れます。規則を守るべきか、それとも事情を抱えた相手に手を差し伸べるのか。簡単に正解を選べる仕事ではありません。
そして、デウィが積み重ねた小さな選択は物語の結末にも影響します。ただ書類の間違いを探すだけではなく、「自分ならどうするか」を考えさせるところが本作の軸です。
各日の終わりには日記が登場し、デウィが女性として、母親として抱える不安にも触れます。手描きのカットシーンや、90年代の印刷物を思わせる古い紙の質感など、時代の空気を感じさせるビジュアルも特徴です。
PS5版は車両ごとの振動をDualSenseで表現
PS5版では、DualSenseワイヤレスコントローラーのハプティックフィードバックをゲーム体験に取り入れています。
料金所を通過する車両の種類に応じて振動が変化し、その感触はゲームを進めるうえでの手掛かりにもなるとのこと。画面を見るだけでなく、手元からも車両の違いを感じ取れる仕組みです。
開発元は、この振動表現をデウィが妊娠中にさまざまな困難へ向き合う体験を伝える要素としても位置づけています。物語とコントローラーの機能を別々に扱わず、ひとつの体験につなげている点は気になるところです。
日本向けPlayStation Storeでは、PS5版が1人プレイに対応し、DualSenseの振動機能とトリガーエフェクトに対応することも確認できます。
日本向けPlayStation Storeにも8月8日の発売日を掲載
日本向けPlayStation Storeでは、『1998: The Toll Keeper Story』PS5版の発売日として2026年8月8日が掲載されています。
2026年5月22日に公開されたPlayStation.Blog日本語版のBitSummit出展情報では『2026年Q4』と案内されていました。現在は、日本向けPlayStation Storeに具体的な発売日として2026年8月8日が掲載されています。
ただし、記事作成時点でPS5版の価格と日本語対応状況は確認できていません。8月8日という日付は確認できますが、購入時にはストア上の最新表示もチェックしておくと確実です。
PC版はSteamで2025年10月28日に発売済み。こちらは日本語インターフェースと日本語字幕に対応しています。
まとめ
『1998: The Toll Keeper Story』で問われるのは、派手に世界を救えるかどうかではありません。混乱した社会のなかで、自分と家族を守りながら、目の前の誰かにどう向き合うかです。
料金所という限られた場所だからこそ、一台の車を通すかどうかという小さな判断にも意味が生まれます。ストーリー重視の作品や、選択によって展開が変化するゲームが気になる人はチェックしておきたい一本です。
PS5でプレイを考えている場合は、日本向けPlayStation Storeで8月8日の発売日を確認できます。価格や日本語対応については、購入前に最新のストア情報を確認しておきましょう。
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