ソニー・インタラクティブエンタテインメントが、Guerrilla開発の協力アクションゲーム『Horizon Hunters Gathering』について、開発方針を見直していると報じられました。
PC GamerがBloombergの報道をもとに伝えたところでは、2026年に実施された複数回のプレイテストで否定的な反応があり、ライブサービス型から、ストーリーを備えたより小規模な協力ゲームへ再構成する方向だとされています。
ただし、ソニーやGuerrillaはこの方針転換を公式発表していません。2026年8月22日時点でもPlayStation公式サイトには従来のゲーム概要が掲載されており、発売時期の詳細も発表されていない状況です。
ライブサービス型からストーリーを備えた協力ゲームへ再構成か
PC Gamerによると、『Horizon Hunters Gathering』はライブサービス型の協力アクションゲームとして開発が進められていました。
ところが、2026年に実施された3回のプレイテストで参加者の反応が芳しくなかったことから、開発計画を見直していると報じられています。
新たな方向性は、ライブサービス要素を外し、ストーリーを備えたより伝統的な協力ゲームへ変更するというもの。作品全体の規模も、当初の計画より小さくなるとされています。
ポイントは、現時点で「開発中止」と報じられているわけではないことです。報道が事実であれば、プレイヤーの反応を受けて、ゲームの遊び方そのものを大きく組み直している段階と考えられます。
2026年12月の開発マイルストーンが次の焦点に
今回の報道で、次に注目したいのが2026年12月です。
PC Gamerによると、Guerrillaには計画を立て直すための数カ月が与えられ、12月の次回開発マイルストーンでソニーの幹部を納得させる必要があるとされています。
プロジェクトの中止が決まったわけではありません。まずは再構成した内容をどこまで形にできるか、12月が今後を左右する重要な節目になると報じられている段階です。
また、『Horizon Hunters Gathering』に携わっていた開発者の多くが別のプロジェクトへ移されたとも伝えられています。一方、Guerrillaでは次のシングルプレイヤー向け「Horizon」作品を小規模なチームが手がけているとのことです。
開発途中のプレイテストが、単なるバランス調整ではなくプロジェクト全体の見直しにつながったのであれば、その影響はかなり大きめ。今後の公式発表や次回テストで、何が変わるのかを確認したいところです。
公式発表では最大3人協力プレイと物語要素を案内
一方、現在確認できる公式情報は、今回の報道以前に発表されたゲーム内容のままです。
Guerrillaが2026年2月に発表した『Horizon Hunters Gathering』は、PS5とPC(Steam)向けに開発されている最大3人対応の協力アクションゲームです。
プレイヤーは異なる武器や能力を持つハンターを選び、仲間と連携して機械獣に挑みます。ローグライト形式のパークや強化システムに加え、物語を描くキャンペーン、プレイヤーが集まるソーシャルハブなども発表されていました。
初回の小規模なクローズドプレイテストは2026年2月末に実施。5月22日から25日の第2回テストでは、新たなハンターや地域、物語を進める「エピソード」、高難度設定などが追加されています。
Guerrilla自身も、早い段階から少人数でテストを行い、プレイヤーから得たフィードバックを開発へ反映すると説明していました。今回の報道どおりなら、そのフィードバックが細かな改善にとどまらず、ゲーム全体の方向性を見直すところまで広がったことになります。
公式サイトは現在も従来の内容を掲載
2026年8月22日時点で、日本のPlayStation公式サイトには『Horizon Hunters Gathering』の開発中止や、今回報じられた開発方針変更についての告知は掲載されていません。
公式ページでは、最大3人のオンライン協力プレイとマッチメイキングに加え、2人のNPCハンターと挑む1人プレイも案内されています。対応機種はPS5とPC(Steam)で、クロスプレイとクロスプログレッションにも対応するとされています。
発売時期については「後日さらに詳しい情報を発表」とされており、具体的な発売日や価格は明らかになっていません。
なお、日本は2026年5月22日から25日に行われたプレイテストの対象外地域でした。今後のクローズドプレイテストについても、対象地域や対応言語、実施期間はテストごとに案内されます。
つまり現状は、報道された新方針と公式サイトの説明が並存している状態です。ライブサービス要素の削除や規模縮小は、ソニーやGuerrillaが正式に説明するまでは確定情報として扱わない方がよいでしょう。
まとめ
『Horizon Hunters Gathering』をめぐっては、プレイテストの反応を受け、ライブサービス型からより小規模な協力ゲームへ再構成しているとの報道が出ています。
ただ、プレイヤーが今すぐ押さえておきたいのは「中止が決まった」という話ではないこと。公式サイトにも従来のゲーム内容が残っており、報道と公式情報にはまだ差があります。
次に見るべきポイントは、12月の開発マイルストーンだけでなく、公式サイトの説明変更や今後のプレイテストです。実際にゲームの形がどう変わるのかは、ソニーやGuerrillaから次の情報が出てから判断したいところです。
Sources:
- PC Gamer:Sony reportedly reverses course on live service co-op Horizon game after 'negative player feedback'
- Guerrilla:Announcing Horizon Hunters Gathering, Guerrilla's New Co-op Action Game
- PlayStation.Blog:Horizon Hunters Gathering: Second Playtest, new Hunters, Episode, region revealed
- PlayStation:Horizon Hunters Gathering


